Overview
VMware Fusion Proの個人利用が無料化されたのでインストールしてみたのですが、VMを起動してFusion Proのウィンドウにフォーカスがあっている時に左Commandを押すと触っていないCapslockを押したことになってホストOS側でもCapslockが切り替わってしまうようになりました。
直し方はシンプルなのですが検索でサクッと出てこなかったので残しておきます。
環境
- MacBook Pro (M1) with US Keyboard
- Karabiner-Elements 14.13.0
- VMware Fusion Pro 13.5.2
- Host OS: macOS Sonoma 14.4.1
- Guest OS: Kali Linux 2024.1
内容
これまでHTB等で遊ぶためにKali linuxを利用する際はUTMを利用していましたがせっかくVMware Fusion Proが無料化されたので使ってみることにしました。
自分のMacはUSキーボードなので日本語キーボードにある「英数・かな」キーがありません。そのため他の多くのUSキーボードユーザと同様に Karabiner-Elements を利用して左右のCommandキーを「英数・かな」キー相当の動作に変更しています。
参考: https://misc-log.com/karabiner-elements/
そのためアルファベットを入力する前に割と手癖で左Commandキーを触るのですが、VMを起動してフォーカスがあっている時に左Commandを入力するとなぜかCapslockが切り替わることに気が付きました。
うっとおしいので直すために検索したところ以下の記事が見つかりましたが、2016年の記事でKarabinerのバージョンが古いからなのか同じように検索しても “Change command keys to lazy command keys” が出てきません..
これ以外には特に見つからなかったので以下の独自RuleをKarabinerに追加することで解決しました。 上で紹介した記事とは違って、見たとおりですが、「VMware Fusionでは左Commandを入力したら左Controlにしてね」というRuleです。
{
"description": "VMware Fusion:Left_command to left_control",
"manipulators": [
{
"conditions": [
{
"bundle_identifiers": [
"^com\\.vmware\\.fusion"
],
"type": "frontmost_application_if"
}
],
"from": {
"key_code": "left_command"
},
"to": [
{
"key_code": "left_control"
}
],
"type": "basic"
}
]
}
Settings > Complex Modifications > Add your own rules で追加できます
根本的な解決ではないですが、これによって左CommandがVMwareに入力されなくなったのでひとまずはCapslock問題からは開放されたのと、「cmd + C」でコピーのようにmacOS側で慣れているショートカットがそのまま使えるようになりました。
(もしなにか別の副作用があったらまた考えるとしてひとまずこのまま使ってみようと思います)
誰かの役に立てば幸いです
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